私は、常々「コーヒーは、効果的な学習方法(ラーニング)を理解するのに、最適なテーマだ」と思ってきました。コーヒーという世界は奥深いです。沼と呼ばれるぐらい、奥が深かったりします。
でも、コーヒー業界の人たちは、「これが正解」というものを押し付けたりせず、多様性を大切にしていて、本当にいい感じです。
こんな素晴らしいコーヒーの世界へ足を踏み入れながら、「ラーニング」を深めるオンライン講座シリーズを開催します!!
長年、夢だったことを、いよいよ実行します。
完全に、私の趣味ですが、絶対に損はさせません。
多分、めちゃくちゃ、感謝してくれると思っています。そして、
「亀田さん、コーヒーの世界を紹介してくれてありがとう、人生が何倍も豊かになりました!」
(ちょっと大袈裟ですが・・・)
とにかく、一緒に「コーヒー」というものを深めながら、ラーニングを学んでいきましょう。
【重要】「コーヒーが苦手」という方は、是非とも参加してください。あなたがコーヒーと思っているものとは、全く違う飲み物が存在します。私の妻も、コーヒーが苦手で、お腹が痛くなると言っていましたが、今では、コーヒー通を詐称するぐらい、コーヒー好きです
開催について
開催場所: オンライン(このSubstack上です)
開催人数: 制限ありません
参加方法: 会員に登録をお願いします!
形式 :
講義動画をアップします。宿題を出すので実行してください
全4回を予定しています
動画下のコメント欄で質問、感想を送ってください。次回にフォロアップします
ゆるく繋がって、ワイワイやります!
何が学べるのか?
コーヒーを美味しく淹れられる知識、技術、姿勢が学べますが、それだけではありません。同時に「ラーニング」にも注意を向けて、深めてもらいます。
体系的な知識のインパクトを体験できます: 「淹れ方」というハウツーではなく、体系的知識を得た上で、ハウツーを「ラーニング」することで、何倍も早く、楽しく、遠くまで学べることを体験してもらえます。普通のコーヒーショップよりも、断然、美味しく淹れられるようになります。それを通じて、ラーニングのポイントが学べます
複雑なメンタルモデル構築を体験できます: コーヒー液が抽出される物理的なルールの断片を理解し、それを使って、何度も、何度もコーヒーを入れる中で、非言語のメンタルモデルを構築する体験をします。シミュレーターが作られる体験をします。こんな味を作りたい!と考えて、淹れられるようになります。
身体技術(ドリップ動作)を習得するコツを体験できます: コーヒーで難しいのは「お湯を注ぐ」というシンプルな動作です。この動作を習得するためには、ハウツーではなく「目的を知り、ハウツーをラーニングする」ことが重要です。このような概念を体験を通じて学べます
道具選びの普遍的なポイントを学べます: 道具選びは重要です。デジタル社会では、多数のアプリから選ぶことになります。しかし、多くの場合、間違った軸で選び、失敗します。普遍的なポイントを学ぶことで、他の分野でも活かせるようになります。
抽象度をあげることで、学びが進化することを体験する: 最終的には、「テーマを持って、コーヒーを入れる」を実践するところまで、学びます。テーマ???と思いますよね。このレベルから逆算して、コーヒーを入れると、もっと面白い世界が広がります。
なんだか、難しいことを書きましたが「コーヒーに興味ある!」って思う人は、気軽な気持ちで参加してください。
副次的に得られるもの
ちょっと健康な習慣: コーヒーは、心臓病リスクを下げてくれたり、リラックス効果で自律神経を整えたりと、いろいろ良いことがあるそうです(興味がある人は、調べてください)
毎日の休憩時間が豊かになる: コーヒーを入れる作業は、10分程度です。その時間、仕事を忘れ、良い切り替えができます。そして、最高の一杯を堪能して、仕事に戻ることができます。素晴らしい息抜きが手に入ります。
夫婦の会話が弾む: 元々会話は多い方ですが(言い訳ではありませんよ!)、さらにコーヒーというトピックの会話が増えました。妻もコーヒー好きに変わったので、出張の時のお土産に買ってくるようになりました
仕事仲間との会話が弾む: 是非、会社で淹れて振る舞ってください。驚きと感動によって、会話が弾みます。尊敬すら集めるかもしれません。
家族、親族、友達を巻き込めます: 私は母や、従兄弟を巻き込んでます。彼らも、美味しいコーヒーのファンになりました。今は、友達を徐々に、コーヒー沼に落としているところです。同じ楽しみを持つ人が、周りに増えたら楽しいですよ!
旅行や、お出かけが豊かになります: 旅行先で、こだわりのカフェを探しておとづれる楽しみが増えます。探せば、日本中に名店があって、楽しさが増していきます。
お酒やタバコをやめられるかも: アルコールは基本的に毒です。気分が良くなるということ以外は、身体的には毒です。お酒をやめて、コーヒー豆にお金を使えば、気分も、体も良くなります。お酒の代わりに、タバコの代わりに、コーヒーをどうぞ
美容にいいかも: なんでも、ポリフェノールや、カフェインがいいらしいです。詳しいことは、調べてくださいm(_ _)m
カリキュラム
第1回 私のコーヒーストーリー(無料視聴できます)
私が、コーヒーという世界を知って、驚いて、それからハマっていき、学んだプロセスをお伝えします。
その中で、上記で示した「ラーニングの要素」を、紹介します。
私たちは、具体的なストーリーによって学習が促進されます。気軽な気持ちで、音声を聞いていただければ、いろんな気づきがあるはずです。
第2回 道具を揃える
ざっと、以下のような道具が必要です。
良い豆
手引きミル
電子スケール(はかり)
ドリッパー(コーヒー抽出するもの)
ペーパー(ドリッパーにセットする)
ケトル(お湯を注ぐもの)
温度計(ケトルにセットのものもあります)
サーバー(コーヒーを受けるもの)
どのように道具を選ぶと良いか、などをお伝えし、準備をしていただきます。
第3回 体系的知識を学ぶ
以下のようなものを学びます。通常のハウツーでは知ることのない知識を知ることで、学ぶスピード、深さ、楽しさが倍増します。そのための知識を手に入れます。
コーヒーが抽出される物理現象
物理現象をメンタルモデルに組み込む方法
暗黙知(非言語)のメンタルモデルを構築する
目的を知ることで、ハウツーがラーニングに変わる
フィードバック分析によって、技術習得が簡単になる
フィードバックによる学習を設計する方法
言葉が難しいですが、コーヒーを淹れることを学んでいるだけです。コーヒーという具体例を通じて、上記の難しい概念がよく理解できるようになります。
第4回 沼へ:味覚の発達、抽象度を上げた取り組み、発展
味覚(感覚器官)の特徴、その発達の形成について、体験を通じて理解します。さらに、テーマを持ってコーヒーを淹れるという抽象度の高い取り組みをして、発見を促します。
また、どんどん、外の情報、教えられたこと以上を学ぶように発展させていきます。
是非、ご参加ください
肩の力を抜いて、楽しんで、コーヒー体験をしてみましょう!学習において、もっとも大切なことは「学ぶことを楽しむこと」です。これは、2,500年前に、孔子が説いた教えでもあります。
気軽に、遊びだと思って、一緒に楽しみましょう!
なお、同時開催している「ラーニングファシリテーション講座」とも、照らし合わせてもらうと、学びが深まること、間違いなしです。私たちは、抽象度の高い部分での「類推(アナロジー)」によって、難しい概念を獲得します。
まさに、コーヒーを通じて、ラーニングを学ぶことです。
それでは、良い週末を!